結局あれから、サーバー落ちはなく、メンテは順調に行っているようです。まだ連絡がないので、何とも言えませんが、この分なら正常営業に戻ってもだいじょうぶではないかと思います。
さっそく、宣伝掲示板などで、「新ティトス戦記」の更新告知をしてきました。
お願いだから、今のこのタイミングで落ちないでね。
先日、コンピュータデスク回りを整理していて、昔のノートに見入ってしまいました。
「ティトス戦記」を書きつけた大学ノートで、これと同じものが五冊あります。文字の下手さと小ささがおわかりになるでしょうか。
まだこれを書いたころは老眼じゃなかったんだなあ。今じゃ、こんな小さな文字読めん。
今から六年前、私は社会保険労務士の資格試験を受けようと、必死で勉強していました。
ところがっ!
机に向かうと、つい勉強以外のことがしたくなるのは、人の常(笑)。
もう十年以上も書いていなかった小説が、無性に書きたくなって、わずか四ヶ月ほどで一気に書き上げたのが、この五冊のノートだったわけです。
ところがある日、朝昼晩ノートに向かっている私を長男が見つけて、
「ワードで書いたら、簡単なのに」と、天の声でのたまうたのです。
なるほど、それは早い(一応英文タイプを習っていたので、ブラインドタッチはお手の物でした)と、次に夫のノートパソコンを使ってワードで書き始めたのが、「EWEN」。
さすがに、こちらは早い。手書きのときは腱鞘炎にまでなりかかったのに、第二部までほとんど一ヶ月で書き上げました。
これは、第一章の冒頭部分です。左の地図は、ケルン大学の見取り図。
ところが、これだけ膨大なページ数になると、印刷するだけでも大変。バックアップもフロッピーディスク(なつかしい響き!)一枚では納まらなくなってしまいました。
そこで、息子がまたアドバイス。
無料ホームページのスペースを借りて、データを転送して保管するという手があることを教えてくれたのです。
でも、せっかくそこまでするのだからと、HTMLを勉強して、公開してみてもいいかなという気になってきました。
かくして、私のサイト運営は、誰にも読ませないはずの小説の保管庫代わりでスタートしたというわけです。
(注: 本当は無料スペースを保管庫代わりに使うのは、いけないことですよ。きちんと公開しましょう)。
というわけで、こんなことばっかりしていた私が、社労士の試験にみごとに落ちたことは言うまでもありますまい(笑)。