久しぶりに、小説を書きすぎて腕がぱんぱんになりました。
この一週間というもの、ずっとキーボードを叩いていました。みなさまのサイトに遊びに行っても、更新を読まずに帰ってきてしまっています。申し訳ありませぬ。
その甲斐あって、3日間で連載四回分(ちと短めですが)書いたというのは新記録かもしれないです。今も頭がユメとウツツのはざまでぼーっとしています。
書いていたのは、「夜叉往来」の番外編「満賢の魔鏡」の一の巻。平安時代の陰陽師のお話です。
このために夢枕獏さんの陰陽師シリーズを読みまくっていたんですな。そればかり読んでいたので、文体に影響が出てしまったかもです。「陰陽師」シリーズはすごく文体が特徴的ですね。
「ゆこう」
「ゆこう」
そういうことになった。
……とか、ものすごくたくさん出てきます。
陰陽師について、いろいろウェブ検索をしていたところ、「少年陰陽師」というアニメを今やっているらしいということに今頃気づきました。
公式サイトは こちら
うわー、「もっくん」が、かわゆい。晴明青年バージョンがかっこいい。
原作の小説があるらしいということも初めて知りました。
そうですか。陰陽師、今ひそかなブームですか。
「少年陰陽師」は安倍晴明の孫の話らしいですが、「夜叉往来」のほうは、晴明の時代(10世紀中ごろ)より数十年前、9世紀終わりごろのエピソードになります。賀茂保憲のじいさまが出てきます。
調べれば調べるほど、陰陽師の世界は奥が深い。平安という時代も奥が深い。高校の日本史の時間に、興味なくてそっぽを向いていたツケが今やってきています。
次は幕末編を書くために、またぞろ資料をひっくり返さねばなりませんが、とりあえずその前に、ほかの小説も少し書いておきたいな、などと思っています。
ぷち投票のアンケートでは、「ギャラクシーシリーズ」のご要望がじわじわと増えてますしねぇ。
とりあえず、ごろごろ体操で肩こりを治そう。
「夜叉往来」の連載スタートは、少し早まって来週から始める予定でおります。「新ティトス戦記」との交互連載(間隔はまだ未定ですが)になる予定です。