先ほど、ようやく「夜叉往来」番外編「満賢の魔鏡」の序の巻をアップしました。
週の初めに更新するつもりでいたのに、今までかかったのは、1ページにするか2ページにするかで悩んでいたんですね。
なにをアホなと言われるような、しょーもない悩みではありますが、今回アップした「序の巻」は20KB。1ページに詰め込むには多すぎるけど、2ページだとちと少ない。悩みごろの量なんであります。
で、さんざ悩んだ結果、2ページに分けて一度に更新、という変則技を使いました。
というわけで、今回は2ページあります。1ページだけお読みになって終わりだと思わないで。
と、これが言いたかっただけで、今日のブログはここで終わり! ……でもよいのですが、それも味気ないので、「ページ分け」について。
私は文字数ではなく、ページのプロパティに表示されるキロバイトの数で、小説の量を判断しています。
小説の1ページにどれだけの量を入れるか。特に新しいお話をスタートするときは、けっこう悩みます。
あまり長くして、右横のスクロールバーが限りなく小さくなると、気軽に読むにはちょっと長いなあと自分でも思うし、かと言って、1ページがあまり短いと、楽しみに待っていてくださった方に申し訳ない。
小説1ページの適当な分量ってどれくらいなんでしょうか。他のサイトマスターさまたちは、どうお考えですか。
私は自分なりに、1ページに適当なのは、10キロバイト台なんじゃないかと思っています。一番いいのは13キロから16キロくらい。と言っても、サイト開設当初はそんなことは考えたこともなく、「EWEN」の最初などは、平気で30キロバイト越えてました。今自分で読み返しても長いです。
ページ分けするときは、各ページごとのクライマックスをどこに持っていくかということも考えていかなければなりません。特に連載形式で更新する場合は重要です。一件落着でほのぼの終わることもできるし、主人公が危機の真っ最中に「次回へ続く」なんていう佐渡な終わり方もできるわけで、小説サイトマスターさんたちは、きっとこの区切り方に悩みつつ、意欲を燃やしているのではないかと思われます。
うちの場合、小説の内容によって、1ページの量が微妙に違うことを発見しました。
たとえば、「セフィロトの樹の下で」は、だいたい10から12キロバイトでやや短め、「夜叉往来」は、13から16キロバイト、「ティトス戦記」は(これも最初はかなりまちまちですが)16から20キロバイトと、かなり長めであることが多いです。
特に意図してそうしているわけではなく、書き進んでくると自然にそうなってしまうのです。そのあたりが、書き手の意思というよりも、小説によって書かされているなあと感じるときがあります。