PCがご臨終あそばしました。いや、そうだとは信じたくない。
まだ買って三年足らず。確かに私と夫の共有で一日12時間酷使していましたが、それでも人間で言えば50歳の働き盛りじゃないですか。まだご隠居するには早すぎるよぅと、50歳の旦那をそばにして叫んでみる。
前から調子は悪かったのです。スイッチを入れるとエラーメッセージが出たり、特にCDはこのところまったく認識せず。土曜日突然、画面がホワイトアウトしてしまい、いくらスイッチを押しても電源が入らない状態になってしまいました。
マニュアルの「電源スイッチを押しても電源が入らなくなったとき」の項目にはこう書いてあります。
「電源ケーブルをコンセントから抜きます。PC本体の電源スイッチを2、3回押し、本体に帯電した電荷を放電します。そのまましばらく放置した後、電源ケーブルを正しく接続します」
とあります。実際、前にも同じ症状になったことがありましたが、この方法で無事復活しました。
しかし、今度はダメでした。マニュアルはさらに、こう続いています。
「この操作を行ってもPCの電源が入らない場合は、PC本体の故障が考えられます。ご購入元または本社にお問い合わせください」
というわけで、PCは昨日夫の手によって、強制入院させらせました。修理には最低一週間から10日くらいは覚悟せねばなりません。
というわけで、今は息子のPCにバックアップデータを移して間借りする身です。連載中の「EWEN沈黙の回廊」だけは、なんとか予定通り更新するつもりですが、あとの予定が大幅に狂ってきそうです。
それと、金曜にしかバックアップをとっていなかったため、書きかけだった「夜叉往来」の一日分の執筆がパーになりました。わずか数十行ですが、それでも一度書いたものが消えてしまうのはショックでした。こまめにバックアップを取る。何度も言い聞かせていることですが、やはりつい忘れてしまうのです。
まるで自分自身の体が怪我をしたみたいに、生活の多くの場面に軌道修正が必要です。PCは私の生活になくてはならないものだと思い知りました。
間借りのあいだ、メールのチェックやサイト内の細かい作業が滞ってくるかもしれませんが、ご容赦ください。