その夜泊まったのは、赤穂御崎温泉でした。
温泉としてはあまり大きくもなく有名でもありませんが、露天風呂から海を眼下に臨むことができ、また魚介類も美味。
瀬戸内海国立公園に臨み、近くの日生港からは、オリーブや「二十四の瞳」で有名な小豆島へのフェリーが出ています。また、野生の鹿が生息する 鹿久居島(かくいじま)などの瀬戸内の島々へのアクセスもいいところです。
天然温泉の露天風呂にゆったりつかりました。海が近いせいか、お湯も海水の成分に近いようです。
そのあとで夫が私のからだを舐めたとき、すごく塩辛かったと言っていました(←どういう状況だったかというのは、詮索してはいけません)。
食事も食べきれないほど豪華で、リラックスしたときが過ごせました。
翌朝は海岸の遊歩道をゆっくり散歩しました。
小さなカニや、フナムシを踏まないように歩きます。釣りをしている人もいました。
観光の見どころは特にないのですが、途中に、大石内蔵助が赤穂に別れを告げる際に名残を惜しんだといわれる「大石名残の松」があります。また、「伊和都比売神社」は、航海安全・大漁祈願に、旧海軍軍人や漁師たちがお参りに来たところであり、近年は姫神信仰から、縁結びや恋愛成就の祈願に訪れる人が多いと、縁起書きに書いてありました。
そこそこ急な崖もあり、散歩をしながら、夫を崖から突き落とすなんてサスペンス劇場を空想してしまい(怖っ)、いつかそんなサウンドノベルを作るときに背景素材にできるように、写真を何枚も撮りました。
どこに行っても、創作のことから頭が離れないようです。