※4/19追記
【暫定版】放射線量計測「ハカル」プロジェクト、サポーター募集
http://www.facebook.com/note.php?note_id=204172719606247
突然ですが、ぜひ協力をお願いしたいことがあります。
私がいつも「五百文字の心臓」でコンビを組んでいる山仙さん。普段は、存在自体が謎の男(笑)ですが、実を言えば、彼は科学者で、今まさに福島の原発問題で多忙をきわめておられます。
その山仙さんから、ぜひ緊急に呼びかけてほしいことがあると協力を頼まれました。
それは、「福島県やその周辺在住の方で、ガイガーカウンター(放射能測定器)で測定をしてくれる民間ボランティアを募ってくれないか」というものです。
気象観測の分野でも、全国のアマチュア観測員が自宅で気象データを測定して発表しているのと同じように、自宅でのガイガーカウンターの値をネットに出してくれるボランティアネットワークがあれば、政府発表のデータよりも、もっと素早く、もっと多くの地点のきめ細やかなデータが集まります。
詳細なデータが手に入れば、風評被害も起きることなく、安心して生活できます。
ネット上に出ているデータをまとめてくれるボランティアは既にいるので、あとは、できるだけ多くのガイガーカウンターを設置するだけです。
ところが残念なことに、ひとつ問題があります。
肝心のガイガーカウンターがない。すでに品切れ状態なのだそうです。
そこで、
福島とその周辺地域にお住まいの方で、測定ボランティアに応募いただける方。
お手持ちのガイガーカウンターを、ボランティアに貸していただける方。
さらに、
パソコンとネットはあるけど、ガイガーカウンターの使い方が分からないというボランティアに直接、繋げ方を教えてくれる方。
ぜひ、申し出ていただけませんか。
また、合わせて翻訳ボランティアも募集しています。
ロシア、フィンランド、スウェーデンの政府がチェルノブイリの放射能汚染対策で、住民マニュアルを作っています。著作権はまったくないので、翻訳プロジェクトを立ち上げたいのですが、これらの言語を翻訳できる方がおられたら手伝ってほしいとのことです。
連絡可能なメールアドレスを記入のうえ、メールフォーム http://butapenn.com/tmmail/ からメールをいただければ、私が山仙さんに連絡のうえ(これがまた、なかなかつかまらないのですが)、追って返信します。
よろしくお願いします。
*4/10に来た山仙さんからの追加報告です。
「概念はウエザーニュース
http://weathernews.jp/
の放射能版で、具体的には
http://r.diim.jp/
をダストの動きに追跡に特化させた形です。
設定の仕方は一宮亮さんのページ
https://sites.google.com/site/radmonitor311/home
に誰かが投稿している筈です。全部ボランティアですが、情報が多いので、そのあたりを今まとめている所です。まとまったら、複数の学会のホームページに案内が出ると思います」
*4/15に来た山仙さんからの追加報告です。
少しずつ動いています。一昨日はロシアの会社が5000個提供するという線量計に手を挙げました。月末に日本大使館と相談するそうです。
Twitter ハカル
http://twitter.com/#!/jhakaru
facebook ハカル
http://www.facebook.com/pages/hakaru/203651232991729
ブログ ハカル
http://jhakaru.blogspot.com/
*スウェーデン在住の日本人の方のブログ
http://blog.goo.ne.jp/yoshi_swe?sess=8fa868c0b9406f284a6da6214bcf45c0
チェルノブイリ後のスウェーデンの放射能対策が書いてあって、非常にわかりやすいです。今の日本の状況と比べて読むことができます。放射性セシウムを減らす調理法などもあります(ただし、トナカイの肉の調理法などは、あまり参考になりませんが…)
2 thoughts on “【募集】放射能測定ボランティア”
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私は福島市のNPO法人シャロームという団体に所属しています。
NPOのネットワークを通じて県内の風評被害についても出来うる限りの対策を進めています。
ガイガーカウンターをお貸しいただけるのであれば、県内のNPOネットワークを通じて、大規模な測定ボランティアも可能と考えています。
もし、お互いの活動に通じるものがあれば具体的なお話を出来ればと思います。ご連絡お待ちしております。
返信が大変遅くなりました。
私よりも先に、山仙さんが斉藤さまに連絡を取ってくださったようです。
お申し出、大変ありがたいです。
けれど、上の記事にも書いたように、今線量計が圧倒的に品不足です。事態が変わるように、各方面からの働きかけが必要です。
こちらも続けて方策を探していますので、ぜひ呼びかけをお願いいたします。