昨日、二、三の方からお知らせをいただいたとおり、アルファポリスさんの「ファンタジー小説大賞」の最終選考9作品の中に「魔王ゼファー」が残っていました。
選考結果はこちら。
もちろん、入賞したということではなく、候補9作品の末席にかろうじて残っていた状態で、講評はいただけませんでした。
大賞を受賞した方のブログによれば、10月はじめに最終選考に残ったという連絡があり、その数日後には大賞受賞のお知らせがあったそうですから、当日に至るまでまったく何の連絡もなかった私は、賞にかすりもしていなかったと思われます。
それでも、作品名が掲示していただけただけでも感激です。編集部のみなさま、ありがとうございました&選考作業お疲れ様でした。
今回は、大賞・読者賞のみで、特別賞は該当者がなく、大賞作品も児童書向けへの改稿が出版の条件であるということを見ても、アルファポリスの出版に対する姿勢は、「恋愛小説大賞」のときよりも厳しかったようです。応募作品が小粒であったこともあるし、不況ということもあるのでしょう。
それに、最終選考に残った作品を見ても、正統派異世界ファンタジーは数少なく、下馬評でポイントの高かった「落陽記」「銀のムテ人」などの異世界ものも、賞には至りませんでした。
異世界ファンタジーはすでに「レイン」があるので、それとは別ジャンルの現代ファンタジーを編集部は求めていたのかな、という感じにも受け取れます。たまたまそのニーズに、うちの作品がひっかかったのでしょう。
これを機に、心を引き締めて「魔王ゼファー」を書き続けることが、応援して、投票してくださった皆様への恩返しになるかなと思います。とりあえず、このためのお礼という意味ではありませんが、今日「魔王ゼファー」を更新しました。
早めに褒め言葉を書いておいてよかったわい。先物買い(←甘くて危険なタマネギの響き)。
それはそうと、アルメキアは実空間でなく虚数(複素数)空間で太陽を回っている事にしません? そうすると実軸上に来た時だけ地球とコンタクト出来るって寸法。そのベースは、弦理論の簡略版のようなものと思って下さい。
やや、先物買いしてくださいましたか。でも株は昨今危ないですよ。暴落の危険が。
「弦理論」て、「超ひも理論」みたいな感じでしょうか。さっぱりわかりません!
でも、実空間と虚数空間てのは、アラメキアと地球の関係をよく表していて、いい響きだなあ。
実は、これ以降いつでもアラメキアと地球のゲートがオープン状態でないと、展開が狂ってくるんですよ。そのあたりを、ねこじゃらし博士にどう説明させるかですね。
最終選考作品に選出(こんな表現でいいのか)、おめでとうございます!
近い未来に、きっと今回以上の評価がBUTAPENNさんの書く物語にされるんだろうと私は思っています。
本もこのところ「大ヒット!」というものがないですよね。
お財布が厳しいと、人は本屋でなく図書館に走りますから。。
空前のベストセラーとか、そろそろ出てほしいですね。(そしたらもちろん図書館で予約しちゃう私なんですけど)
鹿の子さん、オメコメありがとうございます。最終選考に「選出」? うーん、それともババ抜きみたいに、最後まで抜かれないで残っただけかも。
でも、そう言ってくださると、うれしいです。
本の大ヒット、出ませんよね。本に限らず、歌も映画もテレビもゲームも、小粒ばかりで大ヒットが出ない。これからますます、図書館やレンタルや中古ですませる時代になっていくでしょうし。
私たちのあの昭和(笑)にあったみたいに、国民現象と呼ばれるくらいのスーパーヒットというのは、もう出ないのでしょうか。なんだか寂しいですね。