初夏を思わせる陽気です。
このあいだまで日なたが恋しかったのに、今は日よけの黒手袋を履き、街を歩くときも木陰を捜している。
春の白い花がまぶしいほど光って見えます。こういう白を見ていると、シーツを片っ端から洗濯して干したくなりますね(笑)。
目につくのは、ハクモクレン。「魔王ゼファー」に出てきたコブシの木も探してみたのですが、ありません。ハクモクレンとコブシはとても似ていて、見分けがつきにくいそうです。コブシの花は、ハクモクレンより少し小さく、萼(がく)の下の部分に二枚の小さな葉が生えているのが特徴らしいのですが、西日本の平地では、あまり見かけない気がします。やはり「北国の春」が似合うのか(笑)。
ねこやなぎも可愛い白い花を咲かせています。
今日は桜の名所、夙川沿いを香枦園浜のほうまで歩いてみましたが、まだ蕾で、開花している木はありませんでした。
香枦園の駅近くに、私のお気に入りのスポット、西宮市立大谷記念美術館があります。小さな美術館で、平日は入場者も少ないのですが、そのかわり静か。入館料もおとな300円と手ごろで(展覧会によって変更あり)、庭も風情があります。
絵を見たあと、喫茶室でコーヒーを飲むひとときは、最高のぜいたく。
今日は、水際がとても涼しそうでした。(右の写真は、「ビンカ・ミノール(姫蔓日々草)」)
モクレンはコブシよりも一ヶ月ほど遅れますね。ネコヤナギとレンギョウとシモツケは挿し木が簡単なので一時期じゃかじゃかやった事があります。
関西に初めて春に行った時に驚いたのが芝桜と山ツツジ(紫)の多い事でした。だから関西には紫のイメージがあります。
春は急に陽射しが強くなるので、白がまぶしく見えます。
コブシはうちの周辺には咲いていませんでした。探すならもっと早春ということですね。
確かにこの辺は山ツツジが多いです。紫と言えば、今は紫モクレンが目立ちます。