連載中のFT小説「伯爵家の秘密」が第6章まで完了しました。
実は、連載前に書いていたプロットメモがここで終わっています。つまり作者にとって、ここがマラソンで言う「折り返し点」。
あとは起承転結の「転」にさしかかるところ、物語の正念場とも言えます。
拙作を応援してくださった皆様に感謝しつつ、ここまでのプロットメモを公開することにします。
いや、プロットメモと言っても、あらすじの箇条書きというだけで、ほんとにたいしたことはないのですが……。
ご覧になればわかるとおり、第1章と第2章のメモはありません。
実はBUTAPENNが長編小説を書くときは、いつもこんな感じで、小説を書くときのクセのようなものです。
最初のうちはほとんどプロットを組みません。悪く言えば、まったく行き当たりばったり。最初からあまり縛られず、心の赴くまま自由に書き始めます。
プロットらしきものを作り始めるのは、筆が乗ったと感じてから。
なので、うちの小説はどれも、最初の1、2章は少しもたもたしていたり、全体から見て毛色が変わっていたり、話がいったん完結していたりします。
三章
私腹を肥やしていた孤児院の院長を首にする
公爵とセルジュとの出会い
国王謁見
宮廷舞踏会
ルネが、エドゥアールが娼婦の息子であるという秘密を暴く
四章
王宮大騒ぎ、国王激怒
国王とエドゥアール対決
叙爵式
居館に子爵一家を招待、ミルドレッドが冷たく当たる
士爵試験に飛び入りで参加。ミルドレッドが卒倒する
大ゲンカの末、頬を叩かれる。その夜、子爵家にユベールが伝言
五章
領地に戻る
領地改革、小麦の改良
父親と散歩
テオドールに金を送る
エドゥアール元気をなくす
家庭教師として、イサドラが来る
イサドラ、ミルドレッドを説得
六章
子爵一家、領地に来る
ミルドレッド、「互いを理解したい」
馬の遠乗り、初キス
水色の瞳、エレーヌ姫の肖像画、寝ているエドゥアールの髪に金髪を発見
母との会話「黒髪と黒髪の方が結婚したら、金髪の子どもが生まれることは」
モンターニュの馬車で王都へ行く
王宮での不穏な空気
戦争の気配。カルスタンから同盟強制、貴族会議
細かい変更を加えている部分もありますが、ほぼこのプロットどおりに進めてきました。6章の最後の「貴族会議」うんぬんは書ききれなかったので、第7章以降に移していきます。
後半のプロットは、これから形にしていくわけですが、読者のみなさまのご意見というものをうかがいたくて、ここで一度アンケートを実施しようと思います。
これから、どのキャラに活躍してほしいか、どういう展開がご希望かを聞いて、今頭の中におおざっぱに組み立てているプロットを、さらに肉付けするときに参考にしたいと思っています。よろしければご協力お願いします。
「伯爵家の秘密」キャラ人気投票
ひとりのキャラにつき、一日一回の投票が有効です。
入れていない名前もありますので、ご自由に付け加えてください。マニアックなご意見でもOKですよ。
誰も覚えていないようなキャラを熱烈応援してくださるというのも楽しいです。
うん、敵役が4割、主人公が6割満足する事で、準安定的な結末を迎えるのがいいな(続編が書きやすい)。
なるほど、
「敵役が4割、主人公が6割満足」で「準安定的な結末で続編が書きやすい」ですか。めもめも。
今回の小説。敵方陣営とも協力し合う場面が多いです。日本の政党も、敵味方はっきり分けないで、合従連衡すればいいのに。
キャラ投票、ほとんど参加させていただいております。
人気投票・・・というよりも、1日1回、自分の中で好きなキャラ順に番号を打っているような状態です。
投票が終わる頃には全員に満遍なく一票ずつ入っているでしょうから、なんの参考にもならないかもしれないです。 すみません。
私の場合も、プロットは、書き始める前に大雑把に最後まで組んではみるのですが、実際に人物を動かしてみると話が膨らんでくるので、その時を待って、プロットを作り直し・・・ということが多いです。
それから、バトンもやらせていただきました。
URLにアドレス入れておきます。
>koharuさん
キャラ投票にそれほど票をありがとうございます。
現在のところ、ただひとりゼロ票のラスボス「プレンヌ公エルヴェ」に一票が入ったら、それは、koharuさんがようやくたどりついたということですね(笑)。
>実際に人物を動かしてみると話が膨らんでくる
今回の場合は、実は「家令オリヴィエ」がそういうキャラです。
敵役のはずなのに、どんどん存在感が増して、執事ロジェの役まで取ってしまった場面も。
それから、セルジュもかなりプロット段階よりも目立っています。
新感覚バトン、たくさん書いてくださってありがとうございました。
生姜ラー、私もかなり、この頃生姜にハマっています。夏のエアコン冷えにそなえて、生姜パワーで体を温めたいです。カレーに生姜を入れるのも、今度やってみます。
アフタヌーンティの三段トレイの可愛いサンドイッチやスコーンやケーキ…。そんなイメージを描いてくださって、ありがとうございます。
もともと、おでんやの女将というイメージで来ていたもので(笑)、一気に上品な貴婦人に転身できそうです。
>おでんやの女将というイメージで来ていたもので(笑)、一気に上品な貴婦人に転身できそうです
それはない!
と言いたい所だけど、貴婦人とはC57型蒸気機関車の別名だから、以外と更新をどんどん続けている牽引型の女将さんの2つ目のあだ名にはよいかも。でも貴婦人じゃなくてシゴナナって愛称かな
ようし、野郎ども。みんな牽っぱってやるから、ついてこい!
やれやれ。網タイツを履きたくなってきました。