今日は皇居で新年の歌会始めが行われたそうですが、我が家でも、歌会始めがありました。 というのは、主人の母と、私の実家の父が週一回、同じ日に同じデイサービスに通っているのですが、そのデイサービスで通所者さんのつぶやきをスタ…
カテゴリー: 認知症
日常であることの大切さ
お正月が終わり、またいつもの生活リズムが戻ってきました。 6時半に起き、7時に夫を送り出し、ゴミを出し、洗濯、朝食…。どこかほっとする毎日です。 それにつれて、義母の状態もようやく落ち着いてきました。 「おせ…
認知症への対処(2)
認知症患者への介護で、最も大切なのは、介護者が孤独にならないことです。 身体に障害のある方に対する場合は、こちらも身体を使う介護が主になります。しかし、精神機能に障害がある人への介護は、介護者の精神状態に大きく左右される…
認知症への対処(1)
よく「認知症にならないためには、趣味を持ち、人と交わり、頭を使いましょう」というような予防法が語られるのを見ます。 それならば、数十年ものあいだ地域社会に貢献して、世話好きで友人も多く、いつもいろいろなことに興味を持ち、…
認知症の経過(2)
いろいろありましたが、義父が昨日ようやくICUを出て、一般病棟に移りました。まだ意識が定まっていないので、ずっとそばに付き添って話しかけています。 ときどきはっきりしたことも言えるようになってきました。付き添いの私たちが…
認知症の経過(1)
はた目から見れば、義母が認知症であることは、なかなかわかりません。たぶん初対面では、まったくわからないのではないでしょうか。 アルツハイマーに特徴的な「人格の変化」というのは、義母の場合はまったくないようです。 俗に「ま…
認知症の発症(2)
前回の続きです。 義母の様子が何かおかしいなと感じ始めたのは、足の手術が終わって退院してから、しばらくしてからでした。 「委員をしていたときの書類やノートをまとめて、引継いでくれた人に渡さなければならない」 と、毎日せっ…
認知症の発症(1)
義母は、70歳代前半まで、とても活発な人でした。 地域の役員や委員など、とにかく私がお嫁に来たときから家にいない人で、午前と午後ふたつの会議をかけもちするなど、そばで見ていても、その精力的な毎日には感心するほどだったので…
認知症について話そう
このところ、テレビやいろいろなメディアで「認知症」についての特集を見聞きします。 実際は興味があるから、目につくだけなのかもしれませんが。 かくいうBUTAPENNの家族にも、認知症と診断された者がおります。打ち明けて言…
認知症
このところ、メディアで認知症が取り上げられることが多くなっています。先週土曜も3時間の特別番組がありました。50歳代、早い人は30歳で発症する「若年認知症」に対する知識も広まっています。 脳血管障害や過重なストレスが原因…