「蜜蜂と遠雷」が映画化されたというので、観に行ってきました。 数年前、直木賞と本屋大賞のダブル受賞で有名になった恩田陸の原作、私も読んで読書メーターに次のような感想を投稿していました。 ピアノコンクールを題材にした小説と…
カテゴリー: 読書
読書メーター2014年11月・12月
2014年11月の読書メーター読んだ本の数:2冊読んだページ数:674ページナイス数:13ナイス ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)の感想これまでの連作短編とは違い、一巻まるごと…
読書メーター2014年9月・10月
皇帝フリードリッヒ二世の生涯 上の感想12世紀、ルネサンスに直結する近代的な理念の持ち主がすでにいたとは。信仰がすべてを支配する中世にあって、法王と皇帝の役割を明確に区別して考え、法による支配を目指す。十字軍ではアラビア…
読書メーター2014年6月・7月・8月
バスティーユの陥落 (小説フランス革命 2)の感想火薬を求めてのバスティーユ襲撃とパンを求めてのヴェルサイユ行進。針の穴でつついたようなきっかけがパリという風船を爆発させていく。無名の男デムーランが一夜にして英雄になる。…
読書メーター2014年5月
2014年5月の読書メーター読んだ本の数:4冊読んだページ数:1095ページ ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)の感想「本がたどってきた運命にも、物語がある」――古書店の美しい店…
読書メーター2014年4月
2014年4月の読書メーター読んだ本の数:4冊読んだページ数:1210ページ まぐだら屋のマリアの感想生きることに疲れた人を引き寄せるエアポケットのような食堂「まぐだら屋」。ネットもテレビもない環境で、ただ食べることが究…
読書メーター2014年3月
2014年3月の読書メーター読んだ本の数:6冊読んだページ数:1680ページ 倒立する塔の殺人 (ミステリーYA!)の感想大戦末期という時代の中にあり、学徒動員や空襲に翻弄されながらも、学校というのは、やはり密室なのだな…
読書メーター2014年1月・2月
2014年1月の読書メーター読んだ本の数:4冊読んだページ数:980ページ 剣闘士スパルタクスの感想女パトロンの不興を買って、命がけで脱走した美貌の剣闘士スパルタカス。いつのまにかローマ版図を揺るがす脱走奴隷の大叛乱へと…
読書メーター2013年11月・12月
2013年11月の読書メーター読んだ本の数:4冊読んだページ数:1558ページ 火宅の人 (上巻) (新潮文庫)の感想不倫という言葉など、まだない時代だったろう。四軒の家を持ち、妻以外の女性を持つ。おそろしく破滅的な生き…
読書メーター2013年9月・10月
天冥の標4: 機械じかけの子息たち (ハヤカワ文庫JA)の感想アクション満載の前巻から一転して、感覚や観念の世界に深く埋没していくような、哲学的な章。ある意味、求道者が宗教的高みを究めているような趣きだ。作者は、とまどい…