キリスト教会、特にプロテスタントと言えば、漠然と「多くの教派に分かれて争っている」というイメージをお持ちの方も多いと思います。
実際に、多くの教派に分かれてもいるのですが、それは争った結果ではなく、むしろ自由さのゆえであると感じます。つまり、人間にも、外向的内向的など多くの性格があるように、教会にも多様性があるということです。
幕末以降、日本に入ってきたキリスト教の宣教師たちは、英国、米国などそれぞれの国に属する団体から遣わされていたために、礼拝のスタイルには、民族の性格や歴史が色濃く表れました。
第二次世界大戦のときは、無理やりひとつに統合され、治安維持法のもと国家の弾圧を受けましたが、戦後になると、ふたたびいくつもの団体に分かれました。
しかし、分かれているからと言って互いに争っているわけではなく、ときには協力し、交流をもちます。
その典型的な例が、今年で31回を数える「阪神女性の集い」です。阪神間六市の、50近いプロテスタント教会が分担協力して、毎年十月に、誰でも参加できる音楽と講演の集会を開いています。
これまでは、各地から有名な講師を招くことが多かったのですが、今年は、48年のあいだ西宮の地で伝道してこられた下條末紀子先生(活けるキリスト一麦西宮教会 主任牧師)を講師として迎えます。
地元出身の講師ということで、準備の集まりにも熱がこもります。
案内のチラシです。画像は、一麦教会のホームページからお借りしました。
BUTAPENNは、今年も聖歌隊として参加します。お近くの方、よかったら覗いてみてください。
第31回阪神女性の集い
日時:10月4日(木) 午前10:15から12:00まで
会場: 芦屋市民センター・ルナホール
阪急芦屋川駅下車南へ徒歩約7分、JR芦屋駅下車西へ徒歩約6分、阪神芦屋駅下車北へ徒歩約7分
講師: 下條末紀子先生(活けるキリスト一麦西宮教会 主任牧師)
音楽ゲスト: デュオ・フィリア(マリンバアンサンブル)
主催: 阪神協力キリスト教会
手話通訳、託児もあります。入場無料(席上自由献金あり)