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徳島・祖谷渓の旅その4

Posted on 2022-05-26 by BUTAPENN

「祖谷渓温泉 ホテル秘境の湯」の宿泊プランを選ぶとき、私たちは、「満天のスターウォッチングと秘境のかずら橋ライトアップにご案内プラン☆極会席☆」を選択しました。
お料理や懐具合に合わせて、いろいろ選べるのが良いですね。

マイクロバスでの夜の外出プランは、とてもありがたいです。ドライブ旅行とは言え、不慣れな夜の山道を運転するのは恐いですし、お酒もしっかり飲んでいますからね。

お昼に行ったかずら橋もライトアップされていて、別の顔を見せてくれます。また、お昼は時間がなく見られなかった琵琶の滝も、ライトアップした美しい夜景を見ることができて、大満足でした。

そして頭上を見上げると、樹木のあいだから美しい星空! 北斗七星の星が7つ全部見えるのは、都会育ちの私にとっては初めての体験でした。
ほかの旅館のマイクロバスも見かけたので、祖谷渓の各旅館が催しているプランだと思います。夏に向けてのこれからの季節は、参加することを強くお勧めします。

朝5時から起きた疲れがどっと出て、旅館に戻るとバタンキューと寝てしまいました。
その代わり、次の朝は6時に起きて、義妹といっしょに大浴場に繰り出しました。昨日の筋肉痛にひきつる足腰に温泉のお湯がきゅーっと沁みわたります。
昨日は連休前で空いていると感じましたが、一晩で団体客が増えていました。やはり、この連休、多くの人が旅に出たいと手ぐすね引いておられたのでしょう。

窓から見えるあざやかな緑
朝食も豪華

朝食も豪華でした。祖谷地方の郷土料理のそば米雑炊や分厚い油揚げ。ヘルシーなのでどんどん食が進みます。フリードリンクの牛乳やコーヒーも美味でした。

さて、この日は残念ながら朝から雨模様。予報ではどんどんひどくなるらしく、早めに出発することにしました。今日は、前日の県道に戻らず、西へと進んで、大歩危・小歩危に向かうことにします。

大歩危小歩危へのルート

大歩危・小歩危とは、吉野川が作った長い渓谷地帯で、歩くことも危険な交通の難所だという意味です。岩が不思議な形をして川から突き出ている不思議な光景が続く名所です。

遊覧船が出ているので、雨が激しくなる前にと急ぎました。つい先日、知床の遊覧船の事故があったばかりで、不安がよぎります。しかし、静かな川の流れをゆったりと行く大歩危観光遊覧船は、まったくの別物。風雨の中でも危険を感じることはありませんでした。

風にはためく鯉のぼり
思ったより川幅は広い
奇岩が連なる交通の難所

雨もだんだん強くなってきたので、いよいよ帰路につくことにしました。当初の予定では、瀬戸大橋経由で本州に帰ることにしていたのですが、天候を考えて往路と同じ最短路をとることにしました。丸亀のうどんが食べられなくて残念です。

そのかわり、往路で寄れなかったサービスエリアに寄りながら帰ります。

大歩危峡
↓
国道32号線を通り、阿波池田うだつの家を見学

「たばこ資料館」を中心に「うだつ」の家が並ぶ街並み
うだつとは防火用の袖壁。立派な家の証明で、「うだつが上がらない」はここから来たんですね。


↓
井川池田ICから徳島自動車道(E32)に乗り、東に
↓
上板SA(上り)でお土産を買う
↓
藍住ICで降りて、県道1号をとおり、「道の駅 いたの」で昼食と買い物
↓
板野ICから高松自動車道(E11)、神戸淡路鳴門自動車道(E28)をとおり、淡路SAでソフトクリーム

淡路まで来るとかなりの暴風雨になっていました。明石海峡大橋を走行中は周りは真っ白、横風であおられているのがわかります。すぐ前の車のタイヤの跡がくねくねと蛇行しているのを見たときは、ぞっとしました。(写真撮る余裕もありませんでした)。

最後に大変な幕切れとなってしまいましたが、無事家に帰りつくことができました。
こうしてブログで写真を選び、マイグーグルの地図をながめながら旅を振り返っていて、あらためて良い旅だったなと思い返しています。


予定どおり行かないことも旅のだいご味というものですが、せめてもう一泊しないと、もったいなかったかなと思う場所はいくつかありました。たとえば、大歩危峡近くのラフティング、かずら橋近くの天空の露天風呂、鳴門の大塚国際美術館、鳴門のうずしお観光、板東俘虜収容所跡と鳴門市ドイツ館や「道の駅第九の里」などなど。
徳島二回目の旅行を計画する価値は十分にありそうです。


–

2 thoughts on “徳島・祖谷渓の旅その4”

  1. AYA より:
    2022-06-10 16:05

    楽しい旅の雰囲気をご一緒させていただき、ありがとうございました!
    「トラベルはトラブル」と言いますから、ハプニングもまた思い出ですね。
    大塚国際美術館は行ったことがあります。あれもこれもと知っている名画のオンパレードですので、3時間はお時間をとっても良いかと!
    またの旅のレポートも楽しみにしております。

    返信
  2. BUTAPENN より:
    2022-06-13 13:18

    >AYAさん
    いらっしゃいませ! そうなんですよ。予定どおりに進むよりも、想定外の道のほうが思い出に残るものなのですね。幼いときの記憶というのも、おもらししたとか、ころんだとか、ハプニングばかり覚えているような気がします。

    おお、大塚美術館行かれましたか。一日では足りないくらい見どころ満載みたいですね。私以外のメンバーはもう行っているので今回はパスしましたが、ぜひ再トライしたい場所です。
    2年間我慢を重ねてきた宿泊業、旅行業のみなさんのためにも、がんばって出かけなくては!!

    コメントありがとうございました!

    返信

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