さる日曜日、とある重要な役を引き受けてしまいました。
…などと、もったいぶってもしょうがないのですが、私が引き受けたのは、教会の中高生科の教師です。
今まで数年間は、小学生を担当していました。日曜の朝、たった一時間だけの教師なので、本当の教職とは責任においても労力においても雲泥の差なのですが、心や魂の問題を取り扱うことですから、重要な役目には変わりありません。ましてや、多感な時期の中高生。自分の息子たちのときでさえ、ほとほと扱いかねていた、むずかしい年代です。
実は当日ミーティングの場まで、引き受けるつもりはありませんでした。
なにせ、半世紀を過ぎたこの歳。中高生たちの父親母親よりも年長で、ヘタをすればお祖母ちゃんとまではいかなくても、大伯母くらいの年齢です。
来年度の教師編成が始まったとき、私よりも若くて独身で、元気な女性を推薦するつもりで、しゃべり始めました。ところが終わってみれば、私自身がその職を引き受けていたのです。
今でも不思議な気持がします。なんで引き受けたんだろうなあと(笑)。神が導いてくださったとしか言いようがない。
大きな責任が、後からじんわりと染みてきます。
私の人生には、こういうことが多いのです。深い熟慮の上で進む道を決めるのではなく、いつのまにか飛び込んでいる。
気がつけば、自分で選んだのではない場所に立っている。
我ながら、いいかげんな性格。でも、いい人生です。
「どうしよう。体力ある中高生たちを相手に渡り合っていけるかな」と心配を漏らしたら、先輩教師が、「だいじょうぶ、今の中高生たちは疲れてるから。まったりしに教会へ来るんだよ」
…そうだったの、と絶句。
日本の未来を背負う中高生たち、大丈夫か。別な意味で心配になってきました。
次へ渡せ(ペイ・フォワード)、ですね。これまでの人生の精華であろうと思います。おめでとうございます。
重圧を楽しんでください。
チャバ博士、いらっしゃいませ。
まさにおっしゃるとおりです。自分の人生をいかに次世代に渡すか、考えて行動する年にきているのでしょうね。
重圧、楽しみます。いざ、始まったら泣くかもしれませんが(笑)。
お久しぶりです。
うぉう、大変な役を引き受けられましたね?。
でもやりがいのある、まさに姉御にぴったりな役だと思いますよ。
我が家の中高生達も是非butapennさんに導いて頂きたいデス。
彼らが疲れているというのは本当ですね。家にいる時はダラダラ寝てるし、習い事も稽古そっちのけで癒されに行っている始末。
いいのか、青少年ズ。
nyansukeさん、お久です。
今の中高生、いつも疲れているようです。教会でも、居眠りばかりしてます。大学生もなんだか覇気がないし。生活時間の変化でしょうか。
うちの教会で一番元気なのは、60代ですよ。困った世の中です。
私も腱鞘炎が完治せず肩凝りもひどいですが、nyanさんも大変だとか。お互い無理はできない歳ですねえ。