イギリスの「スター誕生」的TVショー、「Britains Got Talent」で、またひとつ新しいタレントが生まれました。
4月11日放送分で、「レ・ミゼラブル」の「I Dreamed A Dream」を歌ったスーザン・ボイルさんです。
彼女は47歳、無職。小太りでいかにも冴えない田舎のおばちゃんという感じの彼女の登場に、会場や楽屋は苦笑と溜め息。
ところが、彼女が透き通った張りのある声で歌い始めたとたん、状況は一変します。
そのときの映像(You Tubeより)
観衆の冷ややかで皮肉交じりの態度は、大歓声と熱狂にとって代わり、会場は総立ち。
この番組は以前に、「誰も寝てはならぬ」を歌い、いまや世界的オペラシンガーとなったポール・ポッツを輩出したことで有名ですが、今回も審査員の評価は、文句なしに「オールイエス」。楽屋の様子を撮るなど、ポールのときに比べれば、やや演出過剰な感もありましたが、新しい歌手が生まれたことは間違いないようです。
番組の一部始終はヘタなドラマを見ているよりも、よほどドラマチック。みすぼらしく、人々から軽んじられている人が、とてつもない才能を秘めている。この意外性に私たちは大きな喜びを感じるものですね。
これほど劇的でなくとも同じように、私たちはきっと、ひとりひとりが才能にあふれているはずなのです。それを押し込めているのは、自分自身および親や教師の先入観かもしれません。
ポール・ポッツの映像も合わせて載せておきます。
ポール・ポッツ「誰も寝てはならぬ」
動画見ましたー。
ポールもスーザンも外見からは想像も付かない歌声ですね!
こういう秘められた才能も素敵ですが、
才能を披露する際に見せる真摯な表情や、
本心からでる言葉には心を打たれます。
ちなみに同番組に出演していたAndrew少年の歌も
溜息が出るほど素敵です。超美声。
ところで‘オペラ’で、
初音ミクの歌う「魔笛 夜の女王のアリア2」を思い出しました。
ガラコンサートでレイアが歌ったらこんな感じかな、と。
私もいろんなところのニュースで気になって、「ようつべ」チェックしましたよ。声の美しさよりも歌の力強さ、上手さに圧倒されました。
でも話し声が美しいヒトって、歌が下手なヒトが多いんですよね。すんごい美声の声優さんのCDが出ているのを見て、「おお!」と喜んで購入して、その歌を聴いて。「聴くんじゃなかった」と凹んだことが過去三回くらいあります。以降、声優さんの歌は期待しないことにしました。
ぐらさん、いらっしゃいませ。
歌う前まで、寒い冗談を言ってた人が、歌い始めたとたんに表情がきりっと変わる。この瞬間は、すごいです。
そして、冷ややかな物言いをしていた審査員たちが、まるで親友のような笑顔を見せた様子もすばらしかったです。
初音ミクの魔笛、見てきました。可愛い…。ガラコンサートのこと思い出してくださってありがとうございます。レイアの夜の女王、確かにこんな感じかもしれませんね。
匿名さん、いらっしゃいませ。
もしかして、名前を入れ忘れた常連さんのような気がするのですが…。もしそうなら、また書き込んでくださいね。
確かにスーザンの声は伸びがあって、力強いです。音にもブレがなく、独学ではなく、レッスンを受けていたのかなと思います。
歌手と声優ってあまり両立しないような気がしますね。歌手が声優をする場合も、あまり巧くないような…。両方こなす戸田恵子さんは例外でしょうか。もともと歌手としてデビュー、その後声優になったそうです。
↓のコメは私です。
入力したのに投稿したら消えてました。謎だ(笑)
編集出来ないようなので、すみません。
篁さんでしたか。
このブログ、ときどきヘソを曲げて、書き込みが消えたりします。掲示板など違って、ご本人が修正することもできません。ごめんなさい。不親切な設定で。
管理人の私は編集できるのですが、このやりとりも面白いので、このまま残しておきます(笑)。