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完結マークは少ないですが

Posted on 2010-04-08 by BUTAPENN

今日、こんなメールをいただきました。お名前を匿名にして、全文引用させていただきます。

未完の作品が多いです。新しいNovelをはじめるのであれば完結してからにしたほうがいいのでは。

お感じになったことを、ありのままに教えてくださってありがとうございました。
更新する小説が次々と変わるために、もし苛立っておられるのでしたら本当に申し訳ないです。
確かに私も、完結マークの少ないサイトであることは自覚しているのです。
某小説サーチエンジンのアンケートで、「こんな小説またはテキストサイトは途中で読むのを止める」条件の第一位が、「完結しないのに新連載が増えていく」であるのを見て、「ひええ」と思ったことがありました。きっと知らない間に、多くの読者さまのひんしゅくを買っているのでしょうね。
このところの新しいサイトさまを覗いても、きっちりと連載をひとつずつ完結なさっていらっしゃるようです。
「なぜ、こんなに連載ばかりなの」と問われて、私には答えるすべがありません。八年のサイト運営のなりゆきのままに、と言うべきでしょうか。
思えば八年前、オープンした頃のうちのコンテンツは「ティトス戦記」と「EWEN」だけでした。
少しずつ短編が増え、そこからリクエストをいただいてシリーズ化したり、新しい長編を書きたくなったり…。
いくつもの中編や長編を書いて、エンドマークを打ってきました。
けれど、いったんエンドマークを打ったあとも、ふたたび続編や番外編の形で、主人公たちの「その後」を書き始めることも多かったのです。
というのは、私の頭の中では、キャラたちの人生は、エンドマークの後もずっと続いていたからです。
実際のところ、「夜叉往来」も「セフィロト」も「ギャラクシー」も「EWEN」も、物語としてはすでに完結しているのでしょう。けれど、何かきっかけがあったり、声援をいただくたびに、思い出したようにポンと彼らの話を書き出してしまうのです。
うちのサイトの唯一の完結マーク「CLOSE TO YOU」さえ、実は次章の構想はあったりします。
つらつらと言い訳がましいことを書きましたが、結局は次のような結論でお許し願えたらと思います――「ABOUNDING GRACEは、そういうサイトなのです」。
もし「このお話の続きを早くして」という要望があれば、個別に催促やお叱りをくだされば、できるだけ優先するようにがんばってみますので(必ずというお約束はできかねますが)。
ですが、さすがにこの数カ月の当サイトは、ちょっとカオスかもしれません。本来ならば、八周年企画「プラネット・シード」を短期集中連載して、他の小説はお休みするべきなのでしょう。けれど、「伯爵家」が佳境に入って多くの声援をいただいていたこともあり、ふんぎりがつきませんでした。
一番そのあおりを受けたのは「新ティトス戦記」でして、連載が滞って本当に申し訳ないです。
なるべく早くこの状態から抜け出して、定期更新に戻りたいと思います。

9 thoughts on “完結マークは少ないですが”

  1. 第48代多忙中 より:
    2010-04-09 01:41

    逃避で来ています。
    アイデアが煮詰まってきた時に、再開を我慢出来ないってのは分かる気がします。勢いのある文章って、下手に寝かせ過ぎると駄目ですからね。
    まあ、ティトスは僕の趣味から一番遠いのでどうでも良いという本音もあるんですが。
    そのティトスと夜叉が、小説部門(=総合)で全く同じ点数だったのを見て、以前のここのアンケートで三つどもえ殆ど同点だったのを思い出しました。ただ、読者層の数を考えると、結局は部門別の順位の方が重要って事になるんですけどね。

    返信
  2. 悠希 より:
    2010-04-09 06:27

    え……ほぼ完結してますよね。
    長編は「伯爵」以外の作品はすべて、本編は完結していますし。
    (続編もそれぞれ完結していて、同じ作品の続編が平行しているわけではありませんし)
    シリーズ化されたものは作者の愛と読者の希望が一致したゆえのことで、これを完結しろとは残酷な。
    「ゼファー」と「夜叉」が完全完結されたら私、泣きます。
    ゼファーの完結とかありえないですよね。
    景気が上向きになって工場の収入が多少増えても、バブルが崩壊してまた試練が……。雪羽とユーラスの成長していく様子も楽しみですし。
    ……エンドレス。
    話が増えればキャラも増えて、続編が出てくるのは、そのシリーズを愛する読者にしてみれば大歓迎です。
    って、最初に始めた連載が終わらない人間に何も言う資格はないのですけど。

    返信
  3. 招夏 より:
    2010-04-09 18:09

    こんにちはー butapennさん
    おお、これは面白そうだと読み進んで行って、次はまだかなぁと楽しみにしているのにストップして早数カ月…なんていう作品は確かにありますよね。読者側から考えると、もうーいつになったら続きが読めるのっ?イライラっていう気持ちは良く分かります。一方で、煮詰まってて、うまく続きが浮かばないっという作り手の苦しみも良く分かるので、こればかりはなんとも言えませんね。まぁ、続きを読みたいのにぃと文句を言われるうちが花だと思う程度で良いんじゃないですかね(^^ゞ。返答は「ごめんニャーさい」と言うことで…^^;
    話は変わりますが、近所のスーパーでイカナゴの釘煮が売られてましたよ。「新物」のシールが貼られてましたw。butapennさんのブログで確認したら、そちらで始まったのが3/16でしたから、ほぼ一カ月遅れでこっちまでやって来たってわけですよ(笑)。甘辛くて、ほんのりショウガの香りがして、とても美味しかったですよ。(実は、イカナゴを購入した日、晩御飯のサンマの干物を焦がしてしまったのです(^^ゞ。サンマが苦くて食べられない場合は、イカナゴを食べるべしと言って出したら、イカナゴだけ売れました…すまんサンマ(泣))

    返信
  4. koharu より:
    2010-04-09 18:39

    こちらのサイトについては、シリーズもしくは完結された物語に、その後の話がお楽しみで増えていく・・・というイメージで読んでいましたので、未完作品が多いと私は感じたことはありませんが・・・言われてみれば、多い・・・の、かな?
    とはいえ、butapennさんならば、途中放棄はないだろうと安心して読んでいられるので、心の赴くままにお書きになればいいのでは・・・と思いますです。

    返信
  5. 梅(b^▽^)b より:
    2010-04-09 19:27

     う?ん…… 。 読者の立場からは、[未完の作品が多い] とか、[長い間更新されていない] は敬遠するっていうの、すっごくわかります。 特に長編を読み始めるにあたっては、他作品の完結実績とか、読もうとする作品の更新頻度、梅(b^▽^)b はチェックしちゃいます。 のめり込んだら尻切れトンボって悲しいもん…… (T_T)
     でも、BUTAPENN さんのサイトは、[本編完結] ・続編連載中って形なので、未完成で終わる不安感がまったく無く、安心して楽しませていただいています。 これだけの異なる作品を一斉に更新していくその超人的な脳みそを、少し分けてほしいです♪ 梅(b^▽^)b は2本が限界です。
     追記 プラネット とインビジブル 待ってます?。

    返信
  6. ととと より:
    2010-04-09 22:53

    確かにネットノベルは未完が多く、未完作品を嫌う人も居ると聞きます。
    でも趣味でやっているなら、未完がいくら増えても良いのではないかと私は思います。
    プロなら完結の義務があるわけですが、アマチュアはそうではないのですし。好きなように書くのが趣味ではないかなーと思います。

    返信
  7. butapenn より:
    2010-04-12 09:53

    週末、全然音沙汰なくて申し訳ありません。
    たくさんのコメントをありがとうございます。今ちょっと考えがまとまっていませんので、それぞれに返信するのはなく、ブログの記事の形でまとめたいと思います。
    第48代さん、悠希さん、招夏さん、koharuさん、梅(b^▽^)bさん、とととさん、ありがとうございました。
    え、「ととと」さんって? もしや?

    返信
  8. miho より:
    2010-04-15 10:24

    かまわないと思います。完結していなくても・・
    毎日、今日は何が更新されたかな?と思いながらサイトめぐりを
    するのも楽しいので。こちらは未完も多いですが、更新も早いの
    で、毎日訪問します。これからも頑張ってくださいね。
    「CLOSE TO YOU」の続きは楽しみです。ネット小説にはまった
    きっかけのひとつなので・・・。

    返信
  9. butapenn より:
    2010-04-15 22:31

    mihoさん、いらっしゃいませ。コメントありがとうございます。
    おお。毎日覗いてくださっているのですね。うれしいです。
    小説サイトは、小説だけではなく、ブログも掲示板も、そこに集ってくださっている人のコメントも全部合わせて成り立っているのだというのが、私の理想とするところです。
    いつも人がたむろしているコーヒーショップみたいな雰囲気ですね。
    だから、いつも新しい企画やって企画倒れになったり(笑)、コンテストや競作やお祭りに参加したり、にぎやかにやってしまうのですね。
    ところで、「CLOSE TO YOU」が、mihoさんがネット小説にハマったきっかけのひとつだったとは、うれしいお言葉です。
    これは何としても、新章書かなければなりませんね。うーん。

    返信

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